BBCA第四期 第1回 2019年1月31日(木曜日)
目次
講義「夢があるから強くなる」
公益財団法人 日本サッカー協会 相談役
一般社団法人 日本トップリーグ連携機構 代表理事会長 川淵 三郎 氏
profile:
1936年、大阪府に生まれる。高校時代にサッカーを始め、早稲田大学第二商学部商学科に入学。早稲田大学サッカー部で関東大学リーグを優勝へと導く。早稲田大学在学時にはサッカー日本代表に選出され、ローマ五輪アジア大会やチリW杯アジア予選などで活躍。大学卒業後には、古河電気工業に入社してサッカー部でプレー。64年には東京五輪に出場し、日本代表としては通算68試合に出場し、18得点を挙げる。現役引退後は、古河電気工業サッカー部のコーチ・監督、日本サッカーリーグ常任運営委員、サッカー日本代表監督、日本サッカー協会理事、プロリーグ検討委員会委員長などでその手腕を発揮し、様々なポジションを務める。91年にはJリーグ初代チェアマンに就任。その後は日本サッカー協会会長(キャプテン)をはじめ、日本サッカーミュージアム館長、日本将棋連盟非常勤理事、東京都教育委員、首都大学東京理事長などを歴任。さらに2015年にはBリーグ理事長に就任。現在は、日本サッカー協会相談役、日本トップリーグ連携機構会長、麻雀のプロリーグであるMリーグの最高顧問などを務めている。
ビューティ・ビジネス・コンプライアンス勉強会(BBCA)の第四期が2019年1月31日に開催された。講義に先立ち主催・代表幹事の佐々木広行から挨拶として、美容業界をはじめとした経営者向けにコンプライアンスを高めていく目的で設立されたBBCAについての振り返り。政治行政との情報交換ができる勉強会にすることを改めて宣言し、第4期の第1回目を開催した。
その後、特別顧問である株式会社損得舎 代表取締役 佐藤尊徳による川淵三郎氏のご紹介。
長い付き合いだからこそのエピソードトークによって勉強会の開始が告げられた。
そして、川淵三郎氏による講義へ。
講義のテーマは「夢があるから強くなる」。
質疑応答を交えて2時間ほど行われ、川淵三郎氏には、これまでの自身の経歴をはじめ、スポーツビジネスや地域スポーツの在り方、JリーグやBリーグについてなどご講授いただいた。今回の講義は、理念や目的意識の大切さを学ぶことができる非常に貴重な機会であったといえるだろう。スポーツ業界と美容業界がそれぞれ抱える課題に対し、本質を理解して明確なビジョンを策定することは、今後に向けてとても重要なのである。